アトピーの原因には親からの遺伝による先天性なものと、生活環境や生活習慣からなる後天的な2つがあります。特に乳幼児に多い皮膚の病気ですが、最近は大人になってから発症する場合や、大人になっても治らないケースが増えてきています。ここ最近では、アトピーの原因や要因に関する解明が進んできており、その代表的な原因を紹介します。もし1つでも当てはまればそれが原因の可能性がありますので取り除ける環境であれば対策すると少しずつ改善する可能性があります。

 

カビやダニ、ハウスダスト(ホコリ)による発症

アトピー性皮膚炎の原因と悪化させる要因として第一に挙げられるのがダニ、カビ、ハウスダスト(ホコリ)の3つです。これらの3つの1つでもあるとかゆみが生じてアトピー性皮膚炎になったり悪化をまねいたり、再発を繰り返す悪循環が出来上がってしまいます。

カビは、誰の皮膚にも存在しており顔、首、上半身の皮膚の皮脂の多い部分に存在しています。フケが多くでたり肌の乾燥が強い場合にはカビを疑う必要があります。例えばお風呂のカビを綺麗に取り除くのだけでなく、部屋の中は常に換気しあまり湿度をあげないようにすることが大切です。

賃貸で物件を借りる場合には24時間換気システムがついた部屋を選ぶだけでもかなりカビの増殖には効果があります。食べ物を気をつけるよりずっとこのダニ、カビ、ハウスダスト(ホコリ)の3つに気を使うほうがアトピーの改善と発症対策に効果があることがわかっています。

 

アレルゲンとなる食べ物によるアレルギー反応

いわゆるアレルゲンとなる卵や牛乳や乳製品、大豆や大豆製品、米、麦が代表的なアレルギー反応がでる要因となる食べ物です。この中でも卵が一番アレルギー反応が出やすく、卵を好んで食べている人はまず卵を3ヶ月ほど少なくすると改善するケースも多いです。

特に3歳までの子供はまだ消化器の機能が発達していないため、これらのアレルゲンとなる食品は特にアトピーの原因となりやすいので注意が必要です。おとなになると消化器官が発達してくるのでアレルギー反応は出にくくなりますが、アレルゲンとなる食品であることは変わらないのでアトピーが発症した時や悪化した時は好んでこれらのアレルゲンとなる食品を食べてないか振りかることで原因がわかったりもなってきます。

 

外部からの刺激

アトピーの人は皮膚のバリア機能が低下している状態です。そのため発症した時にはすでに皮膚が外部からの刺激を受けやすい状態になっています。主な要因は石鹸、洗剤、化粧品、汗、アカ、添加物、乾燥です。それだけでなくストレスや悩み、疲れなどによってもアトピーが発症したり悪化したりします。

このような環境であると環境を変えるまで治らない可能性がありますし一度治しても再発を引き起こす場合もあります。少なくともリビングのダニ・ハウスダスト対策は欠かさず行い、睡眠時間を意識して確保するようにするだけでかなり改善の方向へ向かいます。

ダニがすみつきやすいじゅうたんやカーペットなどを減らすだけでも対策となりますし、ダニの餌となる食べかすなどを落とさないように気をつけましょう。